機械式駐車場

駐車場に附随する消化設備など

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駐車場に附随する消化設備など

経年劣化した機械式立体駐車場がもつ危険性

全国にある道路や橋の40%は建設してから約50年以上経過しています。その中でも1400以上の橋で老朽化が進んでいて危ない橋といわれているので老朽化が問題となっています。同様に最近、マンションの機械式立体駐車場でも経年劣化によるトラブルが多発しています。

ここでは日々の駐車場のメンテナンスがいかに重要なのかについて話していきたいと思います。中にはメーカーが推奨する定期交換時期を超えて使用している駐車場もあります。もし自分の利用している駐車場がメンテナンスを怠っていたら怖いですよね

まだメンテナンスは大丈夫だろうと思っていても事故が起こってしまってからは遅いので、普段から対策をしておく必要があります

 利用者からの信用を失わないためにも駐車場のメンテナンスを欠かさないようにしましょう。ここでは経年劣化した機械式立体駐車場がもつ危険性について話していきます

 国土交通省によると、最近の1年間で起きた事故の中でクルマを載せるパレットが落下した事故が13件ありました。そのうち人身事故は2件でした

パレットとは駐車場台のことであり事故が起きた原因は、パレットを昇降させるワイヤロープが切断やパレットを動かすモーターのトラブルでした。ただ事故を起こした機械式駐車場に共通していた一番の問題点は定期交換時期を過ぎていたということです。不具合を起こした部品はメーカーが推奨する定期交換時期よりも約110年超えて使用していました。これらのトラブルを起こした立体駐車場は、国土交通省の指針どおり3カ月に1度の定期点検はおこなっていて点検業者は、マンションの管理組合に必要な機器の交換を推奨していました。推奨されていたにも関わらず管理組合側は交換の必要性を十分に認識しておらず、結果として部品の交換時期が先延ばしになっていたようです

 老朽化が原因で起きている事故にはこのような事例もあります

大阪市浪速区のマンション地下駐車場で昨年9月、爆発音と共に二酸化炭素が充満して住民が避難する騒ぎがありました。大阪市消防局によると928日午後11時ごろマンション地下1階の駐車場で爆発があり爆発後の測定の結果、駐車場内の二酸化炭素濃度が人体に危険なほど高くなっていたとのことです。人がいなかったのでけが人は出なかったものの、もしその場に人がいたら大惨事になっていたと言います。原因はガス系消火設備の破損とみられます。この事件では一見老朽化とはかかわりがないように思えますが、実はこの事故は老朽化により消火設備が破損して二酸化炭素が誤放出した事故であり老朽化した設備によって起こった事例です

 こうした事故を受けて消費者庁の消費者安全調査委員会や消防庁からは事故が起こらないような対策が強化されています。例えば機械式立体駐車場の点検項目を見直すよう提言されることや設備の点検基準を改めて見直すなどです

しかしいくら対策が強化されたとはいえ点検費用が高額なため実施率は低く、危険な設備の多くが野放しになっています

まずはマンションの住人、そして駐車場の利用者がリスクを把握しきちんと予算と計画を立てておくことが重要です

大規模なメンテナンスとなると負担する費用が大きくなることが予想されますが、自分や家族が故障したパレットで挟まれて死傷したり愛車が落下したり潰されたりしてからでは遅いのです

まずはメーカー推奨の定期交換時期を遵守するように積極的に管理組合に働きかけてみてください。関西エリアの古い機械式駐車場の無料診断サービスを開始しました。大阪駐車場メンテナンスについては弊社までお問い合わせ下さい

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