今回は機械式駐車場電気設備の一部の消化設備について書きたいと思います。
弊社では自社で立体式駐車場を購入し研究しており、駐車場本体と同等に大切な設備である消化設備についても定期的に火災など有事の際にもキッチリ作動する様に年に2回点検をしております。
二酸化炭素消化設備や、ハロン消化設備は、駐車場の機器と切っても切り離せない関係にありますが、二酸化炭素消火設備は、基準設計濃度からもおおよそ対象設備内濃度35%〜40%での酸欠状態を作り出し消火となるため、窒息による人命への安全対策に十分に留意する必要があります。
近年では同業者のメンテナンス中死亡事故も発生しており決して人ごとでは無く当社では緊急時酸素マスク携帯や、避難経路の確認などを徹底しております。
設置から25年経過した駐車場用消化設備に関しては、近年は改正消防法により、1993年以降に設置されたガス容器弁の点検が義務化されておりますが、実際に交換をする費用や機械式駐車場の機械設備内部の消化設備を交換、更新工事を相談できる設備士様との連携も一般の所有者様が行うのは難しいかと思います。
KYOEILOGICでは機械式消化設備に長けた全国のパートナーと連携をしてメンテナンスや改修工事をご依頼頂きました駐車場所有者様にアドバイスをさせて頂いております。
長年の機械式駐車場でどのメーカーの駐車場でも本質的な構造は一緒ですのでご不安な方がいらっしゃいましたら一度ご連絡をください。