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電気自動車がメインの未来に立ち向かう方法は?

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電気自動車がメインの未来に立ち向かう方法は?

本日は駐車する車に視点を置いて書きたいと思います。

現在の車はガソリン車が主流ですが、これから主流になる電気自動車(EV車)と今使われている立体駐車場について考えてみようと思います。

 

立体駐車場のスペック

現行の立体駐車場のスペックはだいたい

全長5000mm

全幅1900mm

全高1550mm

重量 2000kg

である。

 

立体駐車場で高さがネックになることが多い。

これは現在の車が大空間が売りだからなのがあります。

 

近い将来ガソリン車から電気自動車に移行するのは目に見えています。

現行の電気自動車、幅や長さなど以外にネックとなるのは重さです。

これからの車電気自動車のスペックが、現行の立体駐車場のスペックに対応できるのかを見てみましょう。

 

電気自動車が主流になる未来

2035年以降、ガソリン車の新車販売が中止になったりと、石油系燃料からバイオ燃料、水素燃料に転換したエンジン車に加えて、電気自動車が主流になります。

現行モデルの電気自動車で外国車の有名どころであればBMW i8、ポルシェカイエンS E- hybrid、テスラモデルX75D
国産車であればトヨタのプリウスphv、日産のリーフなどがあります。

 

その中で最初に書いた現行の立体駐車場のスペックに収まる自動車は先ほどあげた国産車のプリウスとリーフとなっています。

電気自動車のネックポイントは重量。
バッテリーを搭載することによる車重の増加であります。
モーターとは別でバッテリーを搭載するため車重も増加し、尚且つガソリン車にはないバッテリーを積む為に車の大きさも大きくなると考えられます。

余談ですが車にとって重量化は百害あって一利なしと言われています。
燃費やハンドリングやアクセルを踏んだ感覚など走行瀬能に大きく関わってくるからです。

現行の立体駐車場に対応しているのは国産車が多いですが、車を買うならやはり好きな車を買いたいですよね?

車のスペックに合わせて駐車場を回収するとなると、立体式駐車場を全てをリニューアルするのに1億近くの金額がかかります。

こうしたなかで現在使われている電気自動車が普及前に作られた立体駐車場に、収めることはできるのでしょうか?

例を出して考えてみましょう。

 

電気自動車は重い

メルセデスベンツS 550 e longのスペックを見てみましょう。

全長5250mm

全幅1900mm

全高1495mm

重量2230kg

 

高さ、幅はクリアしていますが、長さと重量がオーバーしていますね。

しかしホイルやタイヤを交換したら利用できない事もあります。

もう一つ例を出します。

ポルシェカイエンS E- hybridのスペックをを見てみましょう。

全長4855mm

全幅1940mm

全高1710mm

重量2645kg

 

高さと重量がオーバーしています。

前に書いたように、電気自動車はバッテリーを積載する為、どうしても重くなってしまうのです。

ポルシェを見ると、2000㎏に対して645kgもオーバーしています。

 

では電気自動車が普及し始めたら立体駐車場ではサイズが合わないと言う理由で電気自動車は利用できないとと諦めるしかないのでしょうか?

構造にもよるが、実は改修工事をすることでスペックを変えられる場合があります。

また重量に関してパレット交換もそうですが、パレットを支えるピンの部分を変えることで対応する事ができたりもします。

ピンだけ変えればいいと思われがちですが、通常のパレットを強度計算し直し、強化パレットに変更する必要があります。

なぜなら重量だけではなく、稼働する際の振動による負荷も考慮しなくてはいけないからです。

高さを変える場合は現行のパレットを間引き、主務チェーンという、メインのチェーンの位置を移設、円周率を元に再計算、プログラムの再設計を行なえば改修する事も可能です。

 

一つの部品を交換とはいかない改修工事。

では工事費はいくらかかるのでしょうか?

 

パレット交換、チェーンを移設でスペックを変える

パレットを交換すると幅や高さ、重量を変えることが可能です。

大体1枚交換、パレットだけを見れば200万位です。

アーム交換、強化パレットに変更の場合はもっと高額です。

しかしパレットだけを交換するだけではなく、パレットを支えるピンを頑丈にする必要もあるし、パレットを支えるアーム部、ハンガーというところも変える必要があったり、主モーター、その他部品がその重量に耐えられるか計算したり(最悪交換が必要)パレット1枚だけではなく、いたるところに弊害が出ないように慎重に考えなくてはいけません、

高さ変更の場合、まず数パレット間引いたり、チェーンの移設をする必要がありますが、収入が減るうえに膨大な工事費がかかってしまいます。

新築リニューアルとほぼ変わらない金額がかかる可能性があります。

工事内容によりますが、1パレット約300万が目安です。

30台収容のタワー式立体駐車場であれば、約9000万。
新築とほとんどかわりません。

 

新築の方が安いのに何故リニューアルするのか?

新築にした方が安いならリニューアルする理由はない。

実際、1億の改修工事費をかけて工事をしたお客様がいらっしゃいます。

しかもすべてのパレットではなく、一部のパレットのみを交換しました。

改修工事をしたい理由はオーナー様が購入した車にスペックを合わせるため。

それなら立て壊して新築した方がよかったのでは?
そうすれば一部ではなくすべてのパレットが大きくなるし、将来を考えてもっと大きな車になっても大丈夫な仕様にすることもできたはず・・・

と思われるでしょうが、これには法律が関係している場合があります。

お客様の立体駐車場は都内一等地。

現行の建物を取り壊してしまうと現在の法律上セットバックしなくてはいけなくなり、そうなると立体駐車場の設置すらできなくなってしまうのです。

今回は収支計画表をしっかり考えたうえで改修工事をご決断いただけました。

 

最後に

弊社ではこの様に法律の関係上新築にできず改修工事を行う例がこれからは増えてくると考えます。

しかし改修工事をしても投資した分が回収できなければ負の遺産としかなりえません。

 

KYOEI LOGICでは機械の仕組み、知識だけではなく、将来的な車の社会や収入など、駐車場のプロとしてオーナー様のお困りごとに立ち向かっております。

お困りごとがございましたら是非お気軽にご相談ください☆

全国どこでも対応可能です。

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